ムーンショット目標1:2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現

Project

プロジェクト概要

サイバネティック・アバターの
インタラクティブな遠隔操作を持続させる
信頼性確保基盤

ムーンショット目標1では、「誰もが多様な社会活動に参画できるサイバネティック・アバター基盤(CA基盤)の構築」と「社会通念を踏まえたサイバネティック・アバター生活(CA生活)の普及」を目標として、CAを通じた「身体の制約からの解放」「脳の制約からの解放」「空間、時間の制約からの解放」の3つの観点から研究開発が行われています。

現時点では、1人の操作者が1体もしくは複数体のCAを直接操作する基盤技術の研究開発が進められていますが、2030年には1人で10体以上のCAを、1体の場合と同等の速度、精度で操作できることを目標としています。
さらに2050年には、複数のCAを複数の人の協調により遠隔操作するCA基盤の構築を目標としており、CAの活動領域も、空中や海中、月面等の人々の活動領域外にまで拡張されると想定されます。

このプロジェクトでは、CA遠隔操作の信頼性確保を目的とした信頼性確保基盤に関して、操作者とCA間の物理的距離による遅延やCAの動作内容・密集度・周辺環境等による性能劣化などが原因で通信に悪影響を及ぼした場合にも、CAサービスの安定な動作や制御を実現する通信プラットフォームの確立を目指します。

TOP