ムーンショット目標1：2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
研究開発テーマ
SSCのエリア外でCAの自律動作を支援するためには、SSCエリア外でもネットワークアクセスを途切れさせない技術の導入が必要です。本研究開発課題では、SSCエリア外では公衆5G等の他の無線システムを活用することで、操作者とCA間の接続を持続するための技術を開発します。具体的には、SSCのエリア外において、公衆網やWi-Fi等の他無線システムへのスムーズな接続を可能とする複数網連携技術を開発し、研究開発課題２－１で開発する端末に実装します。
松村 武MATSUMURA Takeshi
国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）
ワイヤレスシステム研究室 室長
サイバネティック・アバター（CA）の動作に応じた遠隔制御を維持するため、ローカル5Gをベースとしたスマートスポットセル（SSC）を開発します。通信の状態や周辺環境の変化を参照しつつ、CAの動作や密集度などに応じたサービス提供エリアの最適化技術を開発します。また、CAの動作内容に応じた通信性能要件と提供可能なサービスレベルをリンクさせたエリアマップ及びデータベース（DB）と連携するための機能を開発します。
村上 誉MURAKAMI Homare
国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）
ワイヤレスシステム研究室 主任研究員
伊深 和雄IBUKA Kazuo
国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）
ワイヤレスシステム研究室 研究員
若山 篤WAKAYAMA Atsushi
ワイヤレスシステム研究室
総括研究技術員
